長く続いた「初めての大腸内視鏡検査」シリーズも最後になりました。少ないですが読んでくださっている方もいらっしゃるようなので、結末を書いておこうと思います。
内視鏡検査の結果、ポリープが三つ見つかりました。その場で切除していただいたのですが、その中の一つが少し大きかったようです。S字結腸にあったポリープくんです(そんな可愛いものではない)。
私事ですが、うちの父が同じような箇所に癌ができ、あれやこれやで他界しているので、ものすごく動揺しました。動揺しすぎて、病院で先生や看護師さん相手に新刊の宣伝をしたくらいです(献本しました)。
それはともかく、ポリープを三つとも病理検査に回していただき、結果を待っていました。生きた心地もしない二週間を過ごしました。
おかげさまで、癌ではありませんでした。ただ、少し大きかったので一年に一度は検査を受けたほうがいいそうです。
大腸癌は死因の上位ですし、私も油断できない年齢です。実際、このままポリープが育っていたら大変なことになっていました。
大腸がんとは?|知っておきたいがん検診
某出版社の担当さんにもすすめましたが、私が検査を受けた病院、いいですよ。先生は優しいですし、ここには書きませんが内視鏡医として実績もあります。誇張抜きで痛くも苦しくもなかったですし。何より怖くなかった。
ポリープがあるのは珍しくないそうですので、皆さんも不調を放置せずに検査を受けてください。お腹が痛くなりがちなのは体質ではないかもしれません。ご希望の方には、怖くない病院を紹介しますから。