高橋由太のブログ

小説を書いています。感想や新刊既刊情報などを掲載。

Twitterやブログが嫌いで仕方なかった時期

一時期、Twitterもブログも辞めていました。小説を書くのもやめて、実家の田畑を耕して暮らそうかと思ったくらいです(ちなみに、暮らせるほど収穫はないです)。

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実家の庭と畑の夏みかんです。


同世代の方は、ぴんと来たかもしれませんが、眼精疲労がひどかったのが理由です。目の奥がものすごく痛かったんです。


たかが眼精疲労と思うかもしれませんが、頭痛はするし肩こりはひどいし気持ち悪くなるし、吐き気はあるし夜は眠れなくなるしで、かなり大変でした。


正直に言うと、怖い病気にかかったのかと悩んでいました。だから、ここ一年か二年くらい、もしかすると父が他界してから四年くらいは作風が暗いものも多かったと思います。


ネットをやめるのは躊躇わなかったのですが、問題は執筆でした。ネタは思い浮かぶし、文章も書けるのですが、仕事をしていると眼が痛み、頭が痛くなり、吐き気に襲われるんです。


いろいろとセーブしても治らず、何度か病院(内科)に行ったわけですが、何やら検査しても「風邪かな……」みたいな感じで、葛根湯を出されて終わりでした。インフルエンザ疑惑も何度かありましたが。


病院に不信感を持ち、親しくしていただいている薬剤師さんに相談しました。薬を買うのではなく、いい病院を紹介してもらうつもりだったのが、症状を細かく話したところ、「老眼ではないんですか? とりあえず目の検査をなさったほうが」と言われました。


馬鹿だと思うかもしれませんが、その考えはなかったです。自分が老眼になるとは思っておらず、まあそれでも身体が辛いので目の検査をしました。


すると、老眼でした。バリバリの老眼でした。しかも右と左の視力にかなり差があることが判明しました。「これは頭痛にもなりますよ」とか言われました。


二年くらい前に検査したときは大丈夫だったのですが、老眼は一気に進むものらしいんです。老化って怖いですね。


そして今年のGW明けに老眼鏡を作りました。


その後は想像できると思いますが、頭痛も吐き気も治ってしまいました。とたんに作風が明るくなり、某社に渡した原稿、予定より一ヶ月も早く仕上がりました。

二年くらい人生を無駄にした気分です。


検査を受けたときに言われたのですが、今はスマホ老眼というものがあって、20代から老眼になるそうです。ネットにも記事がたくさん出ていました。
www.smile-eye.com


年齢を問わず体調が悪いと思ったら、老眼を疑ってみてください。
眼科やちゃんとした眼鏡屋で検査をすれば、たぶん、すぐに分かります。
style.nikkei.com


某社の編集者さん、老眼じゃないかと思っているのですが。。。