高橋由太のブログ

小説を書いています。感想や新刊既刊情報などを掲載。

『ちびねこ亭の思い出ごはん』の感想の一部抜粋

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『ちびねこ亭の思い出ごはん』について、こんな感想をいただいております。
 ・「読み始めて1ページちょいで涙」
 ・「切なくて、優しくて、泣けます」
 ・「最初から涙無しでは読めませんでした」
 ・「涙を流しながら読んだ」
 ・「涙腺崩壊」
 ・「悲しい幸せ、切ない温もりを感じられる」


ここだけの話ですが、
いちばん泣いているのは、作者自身かもしれません。
母が助からない病気になり、緩和病棟に入ったときに、
見舞いに行く途中の電車や病院の待合室などで書いた小説だからです。


小説の内容よりも、
そのときの場面や思いが頭を駆け巡ってしまうんですよね。
絶対助からないと言われてるのに、
心のどこかで回復を信じちゃったり
そのくせ葬式の心配をしてみたり


若い頃は泣くことが恥ずかしかったのですが、
最近は、気にせず泣けるようになりました。
泣くことは身体にもいいみたいですし。

涙を流すことにより、人間の自律神経は緊張や興奮を促す交感神経が優位な状態から、リラックスや安静を促す副交感神経が優位な状態に切り替わる。涙活は、この仕組みを利用したストレス解消法とされている。
ストレス解消に効果があるのは、悲しみや感動などによる情動の涙。なお目を潤すための基礎分泌の涙や、タマネギを切った際に出る角膜保護の涙には、ストレス解消効果はない。(Wikipediaより)


みなさま、よろしくお願いいたします。